3月11日（日）   記憶の中の風景

かつて高校時代の友人たちとともに４人で能登半島を旅してまわったとき、立ち寄ったのがこの「恋路駅」。当時はまだバリバリの現役路線で、廃止線となった今でも記念切符が売られているとか。

見附島から移動して恋路海岸に到着する直前のこと、この駅が目に入った瞬間にその当時の記憶がありありとよみがえりました。そういえば、この駅しかその時の記憶が残っておらず、恋路海岸の景色の記憶はまるでなし。おそらく当時も恋路海岸の風景を見ているんだとは思いますが…(笑)　いまから思えばそれ友人たちと日本全国を車で巡る旅をしていたことが、今の風景写真家としてのルーツかもしれません。

もちろん風景写真家となった今は海岸の撮影がメインですが、この「恋路駅」は懐かしくも楽しかった、あの頃の記憶の駅。この駅ではしゃぐ記憶の中の４人の姿を見ている自分がそこにいました。（Ｔ）

ニコンD850／AF-S NIKKOR 24-70mm f/2.8E ED VR／PhotoshopCC