3月23日 (日)  ソメイヨシノ2008 やはり早咲きの寒桜や寒緋桜を撮影していても、ソメイヨシノを撮影したときの「春本番」らしい満足感は得られないのだと、2008年のソメイヨシノを撮影して思いました。まだ咲き始めたばかりで、ほんの一部しか花の塊がなくても、そこにレンズを向けているときのなんとなく心が満たされている感覚は、やはりソメイヨシノだからこそなのですね。自分の作品として桜を狙うときは、江戸彼岸や枝垂桜が中心になるくせに、おかしなものです。それにしても、ほんの少し咲いた桜を見ようと大勢の人がくり出している様は、まさにニッポンの春そのものです。 E-420／ZUIKO DIGITAL ED 50-200mm F2.8-3.5 SWD